沖縄旅行でレンタカー運転初心者が気をつけること!!

沖縄
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車社会の沖縄では時間に余裕を持った行動が大切。

わたしは、20年ほど沖縄で車を運転し、移住してからも帰省時の沖縄や他県、海外旅行でも数多くのレンタカー利用をしたからこそわかる気づきを発信したいと思います。

沖縄は、電車がなく、モノレールは運行していますが、那覇市の一部地域だけの路線で全体をカバーしているわけではありません。沖縄旅行での移動手段はバス、モノレール、タクシー、そしてレンタカーを利用する人が多い現状です。

慣れない地域で運転するのは、誰でもとても気を使います。

今回は、このレンタカーに焦点をあて、沖縄でレンタカーを運転する際に気をつけること、沖縄ならではの道路事情についてご紹介します。

沖縄旅行でのレンタカー運転に対する心配を軽減し、沖縄旅行が楽しくなることに少しでもご参考になればうれしいです。

 

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沖縄旅行にはレンタカーが必要なのは?

日本列島の南西端に位置し面積は2,281平方キロメートルで、日本の都道府県では小さい順に香川県、大阪府、東京都に次いで第4位。

そう、沖縄の土地は意外と広いのです。

国際通りから首里城近辺での観光のみなら、モノレールがおすすめです。

北部〜中南部に移動する予定を計画している場合は、観光バスや観光タクシーも利用できますが、自動車の運転ができるなら、レンタカー利用が便利なので、おすすめです。

 

レンタカーを借りるまで普通に時間がかかる!?

観光地の沖縄、空港付近を始め、モノレール沿線にもレンタカー店舗が多いです。そして、レンタカーを借りるお客さんの人数もとても多いので、レンタカーを借りるのも時間がかかります。前もって予約をしている方が、時間短縮にも繋がります。

観光地の沖縄、閑散期の平日ならまだしも、繁忙期の夏場や連休、週末は、那覇空港に到着して、空港近隣のレンタカー店舗で、車を借りて出発するまでかなり時間がかかります。そして、必ず対人対物無制限の保険はつけたほうがいいです。前もって予約をしている方が、時間短縮にも繋がります。

那覇空港近隣のレンタカー店舗で空港到着から車を借りるまでにかかる時間の目安

閑散期・通常期:約1時間前後

繁忙期:約1時間〜1時間30分

 

幅広いドライバー

車社会でもあり、観光地でもある沖縄で運転するドライバーのタイプはかなり幅が広い

①観光客ドライバー

②ペーパードライバー

③外国人ドライバー

④地元ドライバー

これだけのドライバーが混在する沖縄県

万が一に備えて、先にカーナビで道を調べておいたり、保険に加入しておきましょう。

 

沖縄では「Yナンバーなどのアルファベット表記の車」「タクシー」「レンタカー」には気をつけろ!!

見た目でわかる車の注意点。

誤解が無いように、みんながみんな運転が悪いわけではなく、見かけたことがあることで、わたしも含め地元民が気をつけていることの一つで、わたしも友人が沖縄旅行に行くという話をしたら、必ずお伝えしている注意点の一つです。

 

Yナンバー等のアルファベット表記

Yナンバー等、通常ナンバープレートのひらがな表示部分がアルファベット表記になっている車が沖縄には多いです。

沖縄は米軍基地が多く、その関係者やご家族が車を所有し運転している方々も多いです。

Yナンバーの車でも、安全運転をされている方もいますが、万が一、Yナンバーの車と事故を起こしてしまうと、日本とアメリカの警察が来て結構厄介です。

ひどい場合は、対象の車が、任意保険に加入していなかったり、基地内に逃げ込む場合もあり、とても困った状況になることもあるので、要注意です。

 

タクシー

沖縄のタクシー運転手の多くの方は、お客さんがいたら、すぐに停車してくれます。タクシー利用者にとっては優しいのですが、それが危ない。

対向車線にお客さんがいる場合にUターンしてくれるタクシーもざらにいますので、タクシーの後ろを走る場合は、気をつけて下さい。

突然お客さんを乗せるために止まったり、方向転換をするときがあるので注意が必要です。

空車のタクシーが歩道を歩いている人を見つけた場合に、その人が手をあげていなくても乗るかもしれないからと急に速度を落とす運転手がいます。歩道を歩いていると、タクシーが徐行して、「乗りますか?」と声をかけてくる場合もあり。実際声をかけられたことが沢山あります。

また、タクシーが過ぎ去った後に手を挙げた人をサイドミラーでみて、突然止まるタクシーもいますので、要注意です。

とにかく、車間距離は十分にとって下さい。自分が運転する車の1台前もそうですが、2台前にタクシーがいる場合は注意して下さいね。

 

レンタカー

「わナンバー」「れナンバー」のレンタカー、地元の方が借りる場合もありますが、ほとんどは観光客が借りているケースが多い。

道を熟知しているわけではないので、突然止まったり、道を探して脇見運転をしていたりする場合もあるので、お互いに要注意です。

車間距離長めで要注意です!!

 

車社会だからこその慢性的な渋滞

沖縄旅行では、時間に余裕を持って行動することが大切です。

わたしは、神奈川に移住して、神奈川の友人たちに「沖縄のバスは時間通りに来ないのは沖縄タイムだからなの?」っと質問されることがたまにあります。

その答えは「普通に車社会だから渋滞がすごくて時間通りに来れないこともありますよ、またはその逆で、早めに来ることもあります。」と答えるとみなさん納得してくれます。

車社会の沖縄では、一般道路で渋滞がかなりの頻度で発生しますので、予定をタイトに入れるのではなく、余裕を持ったタイムスケジュールが安心安全に行動できますので、おすすめです。

平日の通学通勤ラッシュの時間帯は渋滞が日常茶飯事です。

道路が空いてる時なら車で15分でいける距離も渋滞時40分〜1時間程かかることもザラにあります。

空港近隣も時間帯によって渋滞します。地元民も普通に使用する道路なので、そこに空港近隣のレンタカー店舗からレンタカーを借りた観光客の車も並ぶので、かなりの渋滞になります。返却する際も時間に余裕を持って下さい。

週末や、休日の観光地周辺も時間帯によってかなり渋滞します。

沖縄の行動の基本は、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。

 

沖縄の交通ルールや道路事情

沖縄の那覇に長年在住し、車、バイク、タクシー、バス、全て使用いていたからこそわかります。

これからお伝えするルールが、ガッツリ適用されていた地域で毎日運転していましたので、要注意としてあげますね。

 

バスレーン規制

本土には馴染みが少ないかと思いますが、沖縄には「バスレーン」、「バス専用道路」が設けられています。

バスは沖縄の重要な公共交通機関です。
朝と夕方の時間帯には地域を限定して存在するバス専用車線である「バスレーン」、「バス専用道路」があります。

朝夕の混雑時でもバスを円滑に運行できるようにするため、一般車両の通行は認められていません。

バスレーン規制には、国道58号のように複数車線の道路において、歩道側の第1車線のみで実施されている「バス専用通行帯」と、国際通りのような片側1車線の道路において実施されている「バス専用道路」の2通りの規制があります。

標識の種類(図柄)や規制の内容が異なるため、十分な確認をお願いします。
なお、土曜・日曜・休日・1月2日・1月3日及び路線バス運休時(台風等)はバスレーン規制は実施されません。

ちゃんと標識が設置されているので、見落としが無いように注意しましょう!!空いているからとバスレーンを走行すると、警察につかまることもあります。よく、警察が待ち構えているのも見かけるので、要注意です。標識を見落として、レンタカーが捕まっているのを何度も見たことがあります。

バスレーン規制が行われている道路

 

(出典、URL:沖縄県警察「バスレーン規制について」)

 

中央線が変わる道路がある

中央線変移という、全幅3車線以上の道路において、中央線(センターライン)を時間帯によってずらし、交通量が特に多い方向の車線を特定時間のみ増やす交通規制があります。

那覇市内など限られた区間だけですが、うっかりすると逆走になるので、要注意の道路です。

沖縄県内で中央線変移を実施している道路では、その時間帯の中央線の位置を標識と発光鋲により表示しています。

実際、わたし自身、通勤などで使用していた道路が対象道路だったので、毎日注意して使用していました。たまに逆走車が目の前に現れること(気がついて止まってちゃんと回避できたので無事でした)や横に走っていたタクシーが、車線が2車線に変更になっているのを忘れて、わたしの車に横からぶつかってきたこともあります。

慣れているはずのプロの運転手も気を抜くと間違えることがあるので、本当に要注意です!!

中央線変移(時間規制)が行われている道路について

 

(出典、URL:沖縄県警察「中央線変移(時間規制)が行われている道路について」)

 

二輪車の車両通行帯の通行区分規制について

交差点付近で、突然二輪車が車線変更してくる場合があるので、気をつけて下さい。

それは、

沖縄では、【道路交通法第20条第2項】車両は、道路標識等によって通行の区 分が特に指定されている車両通行帯があ るときは、その指定された車両通行帯に よって通行しなければならない。という区間があります。

その区間では、二輪車は第一通行帯(第一車線)を走行しなければなりません。

ただし、右折・横断する場合(原付の二段階右折場所を除く)は、あらかじめその前から、できる限り道路の 中央に寄って右折・横断するようにしてください。  【右折等の方法:道路交通法第34条第2項 横断等の方法:第25条第2項】

二輪車の車両通行帯の通行区分規制について

 

(出典、URL:沖縄県警察「中央線変更(時間規制)が行われている道路について」)

 

道路が滑りやすい

沖縄県人が自動車運転時に車間距離を長めにとっているのは理由がある!!

沖縄の道は雨が降ったらスピードを落とさないと大変危険な状態になるのです。

そんな道に慣れている県民は、雨が降らなくても安全運転が身についています。

Q:左右の道路写真を見比べて、何が違うか気がつきますか?

写真(左側:一般道路、 右側:高速道路)

A:それは道路の色の違い 一目瞭然です!!

実は、沖縄の道路は本土の道路に比べて滑りやすいのが特徴の一つです。

わたしは、ずっと沖縄で自動車の運転を経験していたので、神奈川県に移住してから小雨の時に運転したら本当に違いを実感しました。特にブレーキング時。

沖縄の道路は強烈な直射日光でアスファルトが劣化していたり、海からの塩分の結晶が路面に付着していたりしているため、乾いていても滑りやすいです。

普通、道路は砂利や砂などにアスファルトを混ぜて舗装しているのですが、沖縄の一般道では多くの場合、隆起珊瑚礁石灰岩(簡単にいうと古い珊瑚の石灰岩)が使われています。この石の色が白いことから道路舗装が白く見えます。

この石はすり減りやすく、車両の走行により舗装面が次第に磨かれてくるため、舗装面が滑りやすくなってしまいます。水に濡れるとさらにスリップしやすくなるので、運転には充分に注意が必要です。

水分が少量な、雨の降り時は特に滑りやすいので、急発進・急ブレーキ・急ハンドルにはNG。雨が降り始めたら、スピードを落とし、車間距離を充分に取り、慎重な運転を心がけよう。

雨の日には、追突事故も発生しがち。旅行者は、本土での感覚で運転することは厳禁だと覚えておいて下さい。

(写真:photo AC)

 

必須アイテム

沖縄は、3月ぐらいから紫外線が強くなってきます。

ちなみに紫外線指数に関して、2020年の気象庁でのデータを参考にすると

沖縄3月:札幌7月:東京5月が同じぐらいです。

 

5月ぐらいから以下3点は車を運転する際に必須アイテムになってきます。

①サングラス:運転する人は全員必須、太陽の照り返しが半端ないので、安全運転には欠かせません。

②フロントガラス用日除け:炎天下の中、野外で駐車する時間が長い場合、社内の温度上昇防止に役立ちます。100円均一などで売っているので、現地調達もおすすめです。

③日焼け止め・アームカバー:日焼けしたくない人は必需品

 

沖縄自動車道(高速)はETCカードの利用をおすすめします!

沖縄旅行の観光で移動する場合、空港のある南部から美ら海水族館がある中南部へ移動する際に利用することが多い沖縄自動車道、沖縄の高速道です。

最高速度は時速80Km制限なので、要注意!

覆面パトカーも沢山走っているので気をつけて下さい。

通行量は多めです。スピードを出す車や制限速度以下で走る車もあったりと様々ですが、普段車に乗りなれない初心者は、焦らずに運転しましょう。

高速を降りる時、ETCレーンと有人のレーンの2つありますが、普段運転せず、旅行時の運転だけでETCカードを持っていないドライバーも多く利用するので、主要インターチェンジでは有人レーンだけ渋滞することも普通にあります。できるだけETCカードを持っていくことをおすすめします。

 

沖縄での運転が初めての人へアドバイス

・時間に余裕のあるスケジュールを立てましょう

・レンタカーにはお守りとして対人対物無制限の保険をかけましょう

・十分な車間距離をとりましょう

・Yナンバーに気をつけましょう

・スピードの出しすぎに注意しましょう

・目的地までのルートを地図やカーナビなどを使って前もって検索しましょう

気をつける点が多くて、心配になってしまうこともあると思いますが、保険はお守りとして、前情報を仕入れて普通に安全運転をすれば、大丈夫です。沖縄旅行を楽しんで下さいね!!

 

 

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